私が代表を務める安曇野百選プロジェクトが2012年にスタートした風景投稿サイト「ビューポイントあづみの」。投稿数約2900件、月間ページビュー約10000件を誇る人気サイトとなり、スマホのGPS情報を利用した自動投稿機能や、投稿写真で絵葉書を作成できるポストカード印刷機能も大好評です。
日中でも氷点下の真冬日となることもある2月の安曇野。冬の安曇野は、自然が織成す雪と氷の美しい世界です。
11月中旬~4月中旬迄冬季通行止めとなる美ヶ原。登山者でなくても冬の美ヶ原を堪能できる唯一の方法が、松本駅への送迎がある王ヶ頭ホテルへの宿泊です。2017年から送迎ルートが雪上車への乗り換えが不要な美ヶ原林道経由となり、時間も乗り心地も大きく改善して行きやすくなりました。
常念岳と蝶ヶ岳を源に安曇野の扇状地を形成する烏川。乳川と中房川と合流して穂高川となり、大王わさび農場付近の三川合流部で犀川となります。燕岳や有明山を源とする乳川の白っぽい花崗岩質の川砂に対し、黒っぽい堆積岩質の川砂が特徴で、「乳=白」と「烏=黒」が各々の名前の由来とされています。また、扇央部では水が浸透し、「洲が空になる=空洲」を由来とする説もあります。
烏川渓谷一体は2002年に烏川渓谷緑地として県営公園に指定され、水辺の豊かな自然を守りつつ、ビオトープやつり橋、園路等が整備されています。夏とは異なり冬は訪れる人も少なく、静寂に包まれた雪と氷の世界です。安全で気軽に雪の渓谷散策が楽しめる、冬の安曇野のオススメスポットです。
新春恒例の国営アルプスあづみの公園のアイスチューリップ。12000球の色鮮やかなチューリップが、インドアガーデンを彩ります。
新年あけましておめでとうございます。寒さの厳しい冬の安曇野は、雪に抱かれた北アルプスの絶景を望むことができます。雪も少なく晴天率も高いので、是非冬の安曇野に足を運んでみてください。
四季の安曇野の風景はこちら
2014年度から国営アルプスあづみの公園とNPO法人安曇野ふるさとづくり応援団との協働事業としてスタートした「さとやま楽校」。国営公園周辺をフィールドとして、体験しながら学ぶ田んぼの教室、やまこの教室、里山いきもの教室、案内人の教室を開講しています。
大町の市街地北端に位置し、社叢が県天然記念物に指定されている若一王子神社。町割りに重要な呑堰の分岐点に祀られ、仁科氏が厚く信仰していた熊野権現那智大社を分社したと伝えられています。1556年築の本殿は国の重要文化財で、棟には赤鬼、縁側には木製の狛犬が鎮座しています。拝殿は1975年に伊勢神宮から移築されたもので、境内の東半分には長野県宝の三重塔や観音堂もあります。例大祭は7月で、子ども流鏑馬や6台の舞台(山車)が祭りを彩ります。多くの歴史文化遺産に恵まれ神仏習合の影響が残るミステリアスな神社です.
案内人と楽しむまち歩き~ココブラでは、禰宜の傘木さんの案内による正式参拝と特別内覧ができます。廃仏毀釈で燃やされた千手観音や三重塔の内部の仏像群、天井裏で宙に浮く心柱等、楽しい話を聞きながらお宝の数々を拝観できました 。地元以外ではあまり知られていません。国宝の仁科神明宮と共に、大町に行ったら是非立ち寄りたいオススメスポットです。
安曇野では北アルプスも冠雪し、里の冬支度が進んでいます。穂高神社の神竹灯や国営公園の光の森のページェントも開催され、寒い冬に彩りを添えています。
大分県竹田市の豊玉姫から贈られる竹灯篭で2011年にスタートした「安曇野神竹灯(かみあかり)」。2017年から実行委員会の主催となり、11回目となる今年は12月2日~4日、9~10日、16~17日と期間を延長して穂高神社で開催します。