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2020.03.25

住宅診断(インスペクション)

空き家の診断の1つ目は住宅診断(ホームインスペクション)。第三者が目視により建物の外観、室内、床下、小屋裏等の状況調査(一次診断)を行うことで、2013年に国土交通省がガイドラインをまとめました。2018年4月には宅建業法が改正され、媒介契約時の斡旋の可否や重要事項での説明が義務化されました。

2018年に義務化されたのはあくまでも可否の説明だけで、住宅診断の実施は任意に過ぎません。また、対象となる住宅診断は、登録を受けた建築士が行う建物現況調査のみに限定され、しかも地球温暖化により被害が増加している床下の白蟻被害は免責となっているので注意が必要です。

長野県内では残念ながら住宅診断はあまり普及していませんが、2020年4月の民法改正により従来の瑕疵担保責任は契約不適合責任となります。白蟻調査を含む住宅診断をせずに取引することは、契約不適合の責任を問われるリスクを負うことになりかねません。1/2の補助が受けられる県の補助金等を活用し、建物の状況をきちんと把握した上で、トラブルのない適切な空き家の活用を考えることが重要です。

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