【住まいの概念】

1995年に埼玉から安曇野に移住(Iターン)し、2002年に自らの移住経験を生かして移住のサポートを行う(有)ライフポート安曇野を設立しました。おかげさまで、今までに約100組の安曇野移住のお手伝いをさせていただきました。また、安曇野市の安曇野暮らし支援協議会の委員、NPO法人安曇野ふるさとづくり応援団の事務局長として、安曇野暮らしセミナーや体験会の講師、景観まちづくり活動等も行っています。

ネットで気軽に不動産情報が得られるようになりましたが、「住まい」=「物件」ではありません。「住まい」とは、伝統文化や地域コミュニティを含む定性的な「暮らし」を含むものであり、定量的な土地や建物の「物件」に特化しているネットサーフィンだけでは完結しないのです。「住まい」を選ぶ際には順序があり、「物件」は一番最後というのが不動産業に携わるプロの鉄則です。まずは安曇野での暮らしをイメージし、その暮らしにあった地域を選び、そして最後に物件を選ぶのです。地域を選ぶためには、”地域コミュニティの理解”や“安曇野暮らし”の視点が欠かせないのです。

ここでは、過去の安曇野暮らしセミナーや体験会の内容を抜粋し、安曇野への移住やIターンに役立つポイントを紹介していきますので、参考にしてもらえれば幸いです。尚、メール会員に登録いただくと、安曇野の移住や景観まちづくりに役立つ情報を毎週お届けしています。仲介料割引等の特典もありますので是非ご登録ください。

Photo_20200621094601

安曇野市人口社会増

長野県より2022年の県内人口統計が発表され、22年ぶりに社会増となりました。安曇野市の社会増は松本市の742人に次ぐ574人で、軽井沢町477人、塩尻市213人等となっています。

増加率を見ると安曇野市が0.61%とトップで、松本市0.31%、塩尻市0.32%の2倍近くで突出しています。また、中信3市で県内増加数の約半数を占め、県外からの移住に伴う人気地域と過疎地域の2極化が進んでいます。

328088717_693077132497319_17591788587552

松本市報道資料より

安曇野の温泉

安曇野への移住にあたっては、温泉付物件も候補となります。ただし、温泉が利用できるのは、山麓保養区域の林間別荘地(有明及び牧の一部)に限られ、原則としてアルプスの眺望や生活の利便性は望めません。

穂高温泉郷と言っても、旅館や別荘地が点在し、明確な温泉旅館街があるわけではありません。約15キロ上流の中房が源泉で、泉質は約70℃のアルカリ性単純性で、肌にやさしく芯から温まる名湯と言われています。給湯口でも約50℃程度と高温なので、かけ流しの湯も多くみられます。温泉の管理は安曇野市が出資する第三セクターの穂高温泉供給(株)行っています。同社は下水の管理も行っており、温泉権の所有者は下水も利用可能ですが、温泉権を放棄すると下水も使えなくなので注意が必要です。。総湯量の関係で原則として新規の引込は難しく、温泉権は既存の権利者から購入する必要があります。

温泉権は当初下水を含めて1口約300万以上で売買されていましたが、最近は原則として売買価格に含まれます。ただし、温泉購入時に名義変更料(5.5万)、10年毎に更新料が必要です。更新料はその時点の設備更新の状況により金額が異なりますが、2022年度更新分は1口33万となっています。また、温泉と下水の基本使用料は年間約15万程度で、住宅用として利用する場合は基本料金を超えることはあまりありません。

 

33780

 

Side_bnr_12

冬の安曇野体験ツアー

アウトドア&移住交流をテーマにした冬の安曇野体験ツアーを2月4日~5日の1泊2日で開催します。1日目は国営アルプスあづみの公園でスノーシューハイク&移住交流会、2日目は安曇野市内の教育施設等の見学やおやきづくりを楽しむツアーです。

安曇野への移住者にとって、冬の寒さを体感しておくことは絶対条件です。参加条件や参加費等の詳細は、申込先の安曇野市観光協会まで。

https://azumino-ijyu.jp/2022/12/26/1691/

2023204

住宅リフォーム

中古住宅の価格は、建物の価格が経年変化により低くなっている分だけ割安となっています。しかし、現況有姿が原則の中古住宅の購入にあたっては販売価格だけでなく、今後の維持管理コストとして適切なリフォーム費用を上乗せして考えておく必要があります。

住宅リフォームは、建物の構造や築年数、設備や工事内容、建築会社によっても異なるため、価格や品質にもバラツキが多く新築よりも見極めるのが難しいと言われています。ひとつの目安としては、新築住宅の坪単価を基準に考えるとイメージしやすいでしょう。住宅リフォームは大きく分けて、リノベーション、リフォーム大、リフォーム小の3つの段階があり、おおよそ新築の1/2以上、1/4~1/3、1/6~1/5と考えることができます。長野県の新築住宅の平均坪単価は約60万なので、各々の坪単価は約30万、約15~20万、約10~12万が目安となります。

尚、上記はあくまでも中古住宅の購入にあたっての予算上の目安です。また、円安や資材価格の高騰により、今後工事費の大幅な上昇が予想されます。不確定要素の多い住宅リフォームは、建築士による住宅診断にと知識と経験のある工事担当者が不可欠です。当社ではNEX-T安曇野を組織し、信頼できる担当者を紹介していますので、お気軽にご相談ください。

(リフォーム工事費の目安)

◆リノベーション

大規模なプラン変更と内外装

新築の1/2以上)

坪単価約30万~  例)35坪 1000万~

◆リフォーム大

小規模なプラン変更と内外装

(新築の1/4~1/3) 

坪単価約15~20万 例)35坪 500~600万  

◆リフォーム小

内装のみでプラン変更なし

(新築の1/6~1/5)

坪単価約10~12万   例)35坪 350~400万 

F003_1

安曇野暮らしのススメ

安曇野市が安曇野暮らし支援協議会と協力して作成した移住応援ガイドブック「安曇野暮らしのススメ」。2013年の第1版に続いて2016年に第2版を発行し、 観光とは異なる暮らしという視点で編集した、移住者には必見のバイブルと言えるガイドブックです。

移住体験談や地域コミュニティに重点を置いて編集されているのが大きな特徴で、私も「安曇野に暮らして見えたモノ」と題してコラムを掲載しています。A4版フルカラー20ページで、安曇野暮らし支援協議会主催ののセミナーや体験会で配布すると共に、下記よりダウンロードが可能です。

安曇野の古民家

「安曇野で古民家物件を探している」、県外からの移住希望者から多く寄せられる相談です。「古民家」という言葉の響きには洗練されたイメージがあり、憧れを持つ人も多いのでしょう。「安曇野」と「古民家」という2つの言葉が重なれば、まさに好感度抜群といったところでしょうか・・・。しかし、「古民家」に明確な定義はなく、「古民家」と「廃屋」と「古屋」を区別するのは難しいとも言われています。あえて定義するなら、「古屋(空家)」を放置すれば「廃屋」、活用(再生)すれば「古民家」と理解すればわかりやすいかもしれません。

移住者がイメージする「古民家」は、活用するために再生された後の「古民家」なのです。古民家再生には、新築と同等以上のリフォーム費用がかかるのが一般的で、数倍かかるケースも珍しくありません。ネットや広告で「古民家」と表記されている物件の多くは、「廃屋」になる恐れもある「古屋」に過ぎません。

そもそも安曇野でイメージされている、屋敷林があり伝統的な本棟造等の古民家は、土地300坪以上、建物60坪以上が一般的です。購入価格にリフォーム費用や維持管理費用を含めた総額は相当の高額になることは避けられず、一般庶民にはなかなか手が届きません。本気で古民家の購入をお考えの場合は、安易にネットで物件を探すのではなく、専門家に相談することをオススメします。

 

Kominka

Side_bnr_12

オンライン相談安曇野

当社の取引の半数以上は県外者のため、安曇野への移住をお考えの方を対象に「オンライン相談安曇野」を行っています。オンライン相談では、安曇野暮らし支援協議会主催の安曇野暮らしセミナーの講演内容をベースに、安曇野の住まい選びについての素朴な疑問にお答えします。ただし、あくまでもオンライン相談は今後への第一歩だと考えていますので、物件の詳細等の個別案件については、今まで通り対面による個別相談や物件案内が原則とさせていただきます。

オンライン相談をご希望の方は、注意事項を確認の上、メールにてお申込みください。尚、申込者には安曇野暮らしセミナーの資料「安曇野暮らしと不動産の選び方」を差し上げます。

【注意事項】

①対象者:安曇野への移住を検討中のメール会員

②相談内容:安曇野の住まい選びの基本的な事項※

③相談料:初回無料(2回目以降は別途相談)

④相談時間:約30分程度(最大40分)

⑤利用ツール:Zoom または Google Meet 

※物件説明や物件紹介はサービス対象外です

お申込みはこちら

Online_kaigi_man

Side_bnr_12

NEX-T安曇野

国土交通省「住宅ストック維持・向上促進事業」の採択団体「信州中古住宅流通ネットワーク(NEX-T:ネクスティ)」 の地域組織であるNEX-T安曇野。NEX-T安曇野が企画提案した「安曇野“住まいの終活のススメ”」が、2021年度の安曇野市空家活用市民協働提案事業に採択され、安曇野市空家活用係と連携して市内の空家の予防、診断、活用事業に取り組んでいます。会員は、建築、不動産、検査、金融、保険等の10社で、安曇野市内で数多くの住宅診断の実績があります。

NEX-T安曇野が住宅診断を行った中古住宅は、「NEX-T認定住宅」として八十二銀行の住宅ローンの金利優遇の対象にもなっています。八十二銀行では移住者向けの「信州移住特別ローン」も取り扱っていますので、移住して中古住宅の購入を検討される場合は、「信州移住特別ローン」の活用をおすすめします。
Nextazumino

安曇野市お試し住宅

移住希望者の長期滞在拠点として2016年度にスタートした安曇野市のお試し住宅。リンゴ畑が広がる三郷小倉地区の元教員住宅を改装したもので、3DKのメゾネットタイプ2戸が用意されています。感染症拡大により長期休止が続いていましたが、10月21日受付分より再開されました。尚、お試し住宅の利用には、移住希望者登録等が必要です。細かな条件については、安曇野市政策経営課にお問合せください。

移住は観光とは異なり、暮らすという視点が重要です。特に観光シーズンとは異なる冬の暮らしの体験はとても参考になります。安曇野への移住を検討中の方は、是非このお試し住宅を有効に活用し、四季折々の安曇野の暮らしを肌で感じてもらうことをおすすめします。

安曇野市空家利活用補助

安曇野市の空家利活用補助制度が9月から拡充されました。空家改修補助は、従来の空家購入の移住者(2/3:80万)に加え、一定の要件を満たす市内在住者(1/3:30万)や定期借家による空家賃借(1/3:40万)も追加されました。また、移住者については、不動産仲介料や引越費用を対象とした空家バンク支援補助(1/3:10万)も新設されました。

尚、補助金の利用には、安曇野市空家バンク の登録物件であることが必要です。空家バンク協力業者であり、NEX-T安曇野として安曇野市空家活用協働事業に取り組んでいる当社へご相談ください。

空家改修補助(pdf)

空家バンク支援補助(pdf)

Akiyabank_20220922135201

Side_bnr_12

«2022年基準地価