« 2022年4月 | トップページ | 2022年8月 »

長野県リフォーム助成金

中古住宅の購入時のリフォームに活用できる長野県の信州健康ゼロエネ住宅助成金。浴室や窓等の断熱改修を伴うリフォーム工事が対象で、補助率は工事費の20%、補助額は大規模改修で最大100万、部分改修で最大50万となっています。

市町村の移住関連補助と異なり、細かな工事内容の検討が必要なことから、建築会社以外にはあまり知られていません。住宅診断を実施することで、補助対象となるリフォーム工事の検討もスムーズに行うことができますので、住宅診断を含めての活用をおすすめします。

Zeroene

Side_bnr_12

安曇野の活断層

長野県内には北部の長野盆地西縁断層帯、中部の糸魚川静岡構造線、南部の伊那谷断層帯等の活断層帯があり、今後30年以内に大地震が発生する可能性があるとされています。特に中央構造線沿いの伊那谷や諏訪湖周辺は危険度が高いとされ、東海地震防災対策強化地域にも指定されています。

安曇野には犀川・髙瀬川付近には糸魚川静岡構造線が南北に走っており、その東側に松本盆地東縁断層、常念岳山麓に信濃坂断層があります。北アルプスの扇状地である犀川より西側の安曇野の平野部の地盤は安定していますが、糸魚川静岡構造線より東側のフォッサマグナは地質的に脆いとされ、急傾斜地では土砂災害や建物の倒壊に対する注意が必要です。

政府の地震調査委員会では、今後30年間に震度6弱以上の地震の発生確率を毎年発表しています。最新の2021年版によると、長野県中部では、松本市29.6%、安曇野市27.5%、大町市14.4%とほぼ横ばいでした。南海トラフ地震の影響が懸念されている県南部は、諏訪市59.3%、茅野市36.1%、飯田市39.2%と高い水準となっています。

いつ起こるかわからない地震に対しては、正しい知識と事前の備えが重要です。地震ハザードカルテや防災マップで、自分の住んでいる場所の危険性を確認するとともに、1981年(昭和56年)5月以前に建築確認を受けた旧耐震基準の建物については、耐震診断を受け必要に応じて耐震補強等の対策をしておくことをおすすめします。

地震ハザードカルテ

安曇野市防災マップ

Https___imgixproxyn8sjp_dsxzqo0439793026 Katudansounagano

Yureyasusa

Side_bnr_12

« 2022年4月 | トップページ | 2022年8月 »