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安曇野市空家講座

私が代表を務めるNEX-T安曇野が安曇野市と協働で取り組んでいる「安曇野住まいの終活のススメ」事業。今年度も安曇野市の空家活用を進める一環で、「予防」「診断」「活用」をテーマに現地見学会と相談会をセットにした空家講座を開催します。空家所有者を主な対象としていますが、空家の活用を考えている移住者にも役立つ内容で、9月から拡充する安曇野市の空家補助制度についても説明します。

定員は各回30名で参加費は無料、関心のあるテーマを選んで受講することができます。受講希望の方は、下記申込書をダウンロードの上、安曇野市空家活用係へFAXをお願いします。

リーフレット(pdf)

申込書(pdf)

 

Akiyakouza2022

 

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安曇野の温泉

安曇野への移住やセカンドハウスの購入希望者には、温泉付を探している方も多く見られます。ただし、市内で温泉が利用できるのは、山麓保養区域の林間別荘地(有明及び牧の一部)に限られています。したがって温泉がある場所では、原則としてアルプスの眺望や生活の利便性は望めません。

穂高温泉郷と言っても、旅館や別荘地が点在し、明確な温泉旅館街があるわけではありません。約15キロ上流の中房が源泉で、泉質は約70℃のアルカリ性単純性で、肌にやさしく芯から温まる名湯と言われています。給湯口でも約50℃程度と高温なので、かけ流しの湯も多くみられます。温泉の管理は安曇野市が出資する第三セクターの穂高温泉供給(株)行っています。同社は下水の管理も行っており、温泉権の所有者は下水も利用可能ですが、温泉権を放棄すると下水も使えなくなので注意が必要です。。総湯量の関係で原則として新規の引込は難しく、温泉権は既存の権利者から購入する必要があります。

温泉権は当初下水を含めて1口約300万以上で売買されていましたが、最近は売買価格に含まれるのが一般的です。ただし、温泉購入時に保証金(10万)と名義変更料(5.5万)、10年毎に設備維持費用として更新料が必要です。更新料はその時点の設備更新の状況により金額が異なりますが、2022年度更新分は1口33万となっています。また、温泉と下水の基本使用料は年間約15万程度で、住宅用として利用する場合は基本料金を超えることはあまりありません。

 

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明科まち歩き見学会

安曇野市空家活用係が明科駅周辺まちづくり委員会と協働で開催している明科駅周辺空き家空き店舗見学会。今年度は4回の開催予定で、次回は8月27日午前中です。

空き家の活用を希望する人に、物件だけでなく地域を知ってもらうのが目的で、周辺のまち歩きをしながら物件を案内します。当社が依頼を受け9月に販売予定の空家も見学しますので、是非ご参加ください。

https://www.city.azumino.nagano.jp/site/akiya/72030.html

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安曇野の自治組織「区」

安曇野市内には83の「区」があります。いわゆる大都市の行政区とは異なる自治組織で、旧5町村で見ると、豊科23区、穂高23区、三郷14区、堀金9区、明科14区となっています。31世帯の大口沢区から1590世帯の柏原区まで規模も千差万別で、区によっては複数の地区や隣組に細分化され、地域の状況に合わせてコミュニティを形成しています。

「区」は江戸時代の村を母体とする地域コミュニティで、今でもお祭り・公民館活動、防災・防犯、子育て・高齢者支援等の中核を担っています。「区」によって地域コミュニティにも濃淡があるので、移住者の許容度に合わせて「区」を選ぶ必要があります。一部に「区」に加入しない移住者もいますが、自ら村八分を望むようなものです。安曇野で心地よく暮らすためには、区の加入は必要条件と考えた方が良いでしょう。

安曇野の「区」についての情報は限られているので、地元の人に聞くのが一番です。概要については、「あづみのシティマップ」や区ごとに開催している「ふるさとウォッチングマップ」をご参照ください。

あづみのシティマップ(pdf)

https://azumino-furusato.com/watchingmap/

 

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