2025基準地価
国土交通省より7月1日現在の基準地価が発表されました。基準地価は都道府県が調査する毎年7月1日現在の地価で、国が調査する1月1日現在の公示地価と共に公共用地等の売買の基準となる地価です。長野県内の基準地価は、近年の地価下落でほぼ実勢価格に近い水準となっています。
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国土交通省より7月1日現在の基準地価が発表されました。基準地価は都道府県が調査する毎年7月1日現在の地価で、国が調査する1月1日現在の公示地価と共に公共用地等の売買の基準となる地価です。長野県内の基準地価は、近年の地価下落でほぼ実勢価格に近い水準となっています。
安曇野への移住と合わせて起業を応援するサイト「安曇野市起業×移住」が8月にオープンしました。移住後のライフスタイルに寄り添いながら、「起業」をサポートするため、事業プランの相談から、資金調達、販路開拓、そして創業後の経営まで、セミナーや個別相談にて対応しています。
9月27日には東京の銀座NAGANO、11月29日にはふるさと回帰支援センターにてセミナーと個別相談会を予定しています。10月18日にはオンラインセミナーもありますので、是非この機会にお気軽にご相談を。
安曇野への移住を考える上で、地震や大雨等の自然災害にも影響を与える地理の知識は欠かせません。安曇野は、糸魚川静岡構造線の東側が古代海であったフォッサマグナ、西側が北アルプスの伏流水による複合扇状地で形成された特徴ある地形です。
5年前からNPO法人安曇野ふるさとづくり応援団で小中学校のふるさと探究を実施していることもあり、案内人と楽しむまち歩き~ココブラにて「不動産の視点で安曇野の地理を読み解く」をテーマに案内人を担当しています。これまでに5コースにて20回開催し、多くの参加者に楽しんでいただきました。2025年秋も10月25日に三川合流、11月16日に有明砂の2コースを担当します。
私以外にもブラタモリの案内人4人を含む多彩な案内人が担当します。安曇野の魅力は歩いてこそ実感できるものなので、是非参加してみてください。
https://cocobura.jp/guide/508/
安曇野には犀川・髙瀬川付近には糸魚川静岡構造線が南北に走っており、その東側に松本盆地東縁断層、常念岳山麓に信濃坂断層があります。北アルプスの扇状地である犀川より西側の安曇野の平野部の地盤は安定していますが、糸魚川静岡構造線より東側のフォッサマグナは地質的に脆いとされ、急傾斜地では土砂災害や建物の倒壊に対する注意が必要です。
政府の地震調査委員会では、今後30年間に震度6弱以上の地震の発生確率を毎年発表しています。最新の2024年版によると、長野県中部では、松本市29.8%、安曇野市27.7%、大町市14.5%とほぼ横ばいでした。中央構造線沿いで南海トラフ地震の影響が懸念されている県南部は、諏訪市60.2%、飯田市40.4%と高い水準となっています。
本日は防災の日。いつ起こるかわからない地震に対しては、正しい知識と事前の備えが重要です。地震ハザードカルテや防災マップで、自分の住んでいる場所の危険性を確認するとともに、1981年(昭和56年)5月以前に建築確認を受けた旧耐震基準の建物については、耐震診断を受け必要に応じて耐震補強等の対策をしておくことをおすすめします。