安曇野暮らしのススメ

安曇野市が安曇野暮らし支援協議会と協力して作成した移住応援ガイドブック「安曇野暮らしのススメ」。2013年の第1版に続いて2016年に第2版を発行し、 観光とは異なる暮らしという視点で編集した、移住者には必見のバイブルと言えるガイドブックです。

移住体験談や地域コミュニティに重点を置いて編集されているのが大きな特徴で、私も「安曇野に暮らして見えたモノ」と題してコラムを掲載しています。A4版フルカラー20ページで、安曇野暮らし支援協議会主催ののセミナーや体験会で配布すると共に、下記よりダウンロードが可能です。

安曇野市お試し住宅

移住希望者の長期滞在拠点として2016年度にスタートした安曇野市のお試し住宅。リンゴ畑が広がる三郷小倉地区の元教員住宅を改装したもので、3DKのメゾネットタイプ2戸が用意されています。感染症拡大により長期休止が続いていましたが、10月21日受付分より再開されました。尚、お試し住宅の利用には、移住希望者登録等が必要です。細かな条件については、安曇野市政策経営課にお問合せください。

移住は観光とは異なり、暮らすという視点が重要です。特に観光シーズンとは異なる冬の暮らしの体験はとても参考になります。安曇野への移住を検討中の方は、是非このお試し住宅を有効に活用し、四季折々の安曇野の暮らしを肌で感じてもらうことをおすすめします。

安曇野移住Q&A

NPO法人安曇野ふるさとづくり応援団の移住支援業務を引継いで、2016年に設立された官民の移住支援組織「安曇野暮らし支援協議会」。私も当初から委員として参加し、協議会が主催するセミナーや体験会等の講師として協力しています。

ウィズコロナ時代の情報発信の強化として、協議会のサイト「安曇野市へ移住!」が2021年4月に大幅にリニューアルしました。これまでの活動を移住の進め方という切り口で再構成すると共に、動画等も取り入れてわかりやすく紹介しています。移住に関するQ&Aの動画には、私を含むNPO法人安曇野ふるさとづくり応援団の3名が登場していますので、是非ご覧いただければと思います。尚、その他のよくある質問はこちら

 

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安曇野市防災マップ

2021年3月に改訂された「安曇野市防災マップ」。水防法の改正により、想定し得る最大規模の降雨が1000年に1回程度の降雨に見直されたことを受け、浸水想定区域図が大幅に変更されました。100年に1回程度の旧マップと比較することで、降雨量に基づく浸水のリスクを判断することができます。

新たに追加された揺れやすさマップと震度想定マップを見ると、東へいくほど揺れやすいことがわかります。これは犀川付近を通る糸魚川静岡構造線がフォッサマグナの西縁にあたり、古代は海底にあったフォッサマグナの脆い地層が影響しているからです。また、洪水土砂災害編を見ると、三川合流部の湧水地帯は浸水の恐れが、西側や東側の山麓部は土砂災害の恐れがあることがわかります。特に脆い地層でかつ土砂災害警戒区域に指定されている、急傾斜の東山山麓は注意が必要です。

災害に備えるには、まずは正しい知識を持つことが重要です。安曇野市防災マップを活用し、地域の災害リスクを確認しておきましょう。

安曇野の自治組織「区」

安曇野市内には83の「区」があります。いわゆる大都市の行政区とは異なる自治組織で、旧5町村で見ると、豊科23区、穂高23区、三郷14区、堀金9区、明科14区となっています。31世帯の大口沢区から1590世帯の柏原区まで規模も千差万別で、区によっては複数の地区や隣組に細分化され、地域の状況に合わせてコミュニティを形成しています。

「区」は江戸時代の村を母体とする地域コミュニティで、今でもお祭り・公民館活動、防災・防犯、子育て・高齢者支援等の中核を担っています。「区」によって地域コミュニティにも濃淡があるので、移住者の許容度に合わせて「区」を選ぶ必要があります。一部に「区」に加入しない移住者もいますが、自ら村八分を望むようなものです。安曇野で心地よく暮らすためには、区の加入は必要条件と考えた方が良いでしょう。

安曇野の「区」についての情報は限られているので、地元の人に聞くのが一番です。概要については、「あづみのシティマップ」や区ごとに開催している「ふるさとウォッチングマップ」をご参照ください。

あづみのシティマップ(pdf)

https://azumino-furusato.com/watchingmap/

 

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安曇野の活断層

長野県内には北部の長野盆地西縁断層帯、中部の糸魚川静岡構造線、南部の伊那谷断層帯等の活断層帯があり、今後30年以内に大地震が発生する可能性があるとされています。特に中央構造線沿いの伊那谷や諏訪湖周辺は危険度が高いとされ、東海地震防災対策強化地域にも指定されています。

安曇野には犀川・髙瀬川付近には糸魚川静岡構造線が南北に走っており、その東側に松本盆地東縁断層、常念岳山麓に信濃坂断層があります。北アルプスの扇状地である犀川より西側の安曇野の平野部の地盤は安定していますが、糸魚川静岡構造線より東側のフォッサマグナは地質的に脆いとされ、急傾斜地では土砂災害や建物の倒壊に対する注意が必要です。

政府の地震調査委員会では、今後30年間に震度6弱以上の地震の発生確率を毎年発表しています。最新の2021年版によると、長野県中部では、松本市29.6%、安曇野市27.5%、大町市14.4%とほぼ横ばいでした。南海トラフ地震の影響が懸念されている県南部は、諏訪市59.3%、茅野市36.1%、飯田市39.2%と高い水準となっています。

いつ起こるかわからない地震に対しては、正しい知識と事前の備えが重要です。地震ハザードカルテや防災マップで、自分の住んでいる場所の危険性を確認するとともに、1981年(昭和56年)5月以前に建築確認を受けた旧耐震基準の建物については、耐震診断を受け必要に応じて耐震補強等の対策をしておくことをおすすめします。

地震ハザードカルテ

安曇野市防災マップ

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安曇野市移住定住推進課

本年度の組織改正で、安曇野市にもやっと移住を所管する専門部署となる移住定住推進課が出来ました。私も委員として関わる安曇野暮らし支援協議会の設立当初からの要望が、新市長の誕生で実現したものです。企画部門から移管され安曇野暮らし支援協議会の事務局となる移住定住推進係と、空家対策室から名称変更した空家活用係の2係体制でスタートします。

私が代表を務めるNEX-T安曇野では、昨年度から空家対策室と連携して空家活用協働事業に取り組んでいます。今後は供給側の空家活用と需要側の移住定住が同じ組織となることで、市とNEX-T安曇野が協働で開催しているまち歩き&空家見学会と移住者向けの安曇野体験ツアーのコラボが可能になります。また、地域づくり課と同じ市民生活部内の組織となったことで、安曇野の移住に欠かせない地域コミュニティとの連携にも期待できるでしょう。

安曇野で移住や空家活用を検討する際に大事なことは、単なる不動産物件としてではなく、地域コミュニティという視点で捉えることです。その意味では、移住定住推進課が市民生活部内にあることは重要なポイントかもしれません。安曇野暮らし支援協議会にはNPO法人安曇野ふるさとづくり応援団の立場で参加してきましたが、NEX-T安曇野としても色々と提案していきたいと思います。

https://www.city.azumino.nagano.jp/soshiki/1008/

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安曇野移住の進め方

安曇野への移住を検討しているみなさん、具体的なイメージを持たないままなんとなくネットで物件を探していませんか?移住の基本は、物件を探す前に安曇野の暮らしをきちんと理解すること。移住には暮らしをイメージできるリアルな体験が不可欠で、ショッピングのようにネットだけでは完結しません。

私も委員としてセミナーや体験会に協力している安曇野暮らし支援協議会では、移住のステップをわかりやすい動画にまとめました。ネットだけの情報に頼るのではなく、一歩一歩ステップを踏んで安曇野移住を成功させましょう!

https://azumino-ijyu.jp/

 

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ココブラ信州

NPO法人安曇野ふるさとづくり応援団の有志で2019年度にスタートした「案内人と楽しむまち歩き~ココブラ」。今までのコース主体のまち歩きではなく、ガイドの個性を活かしたニッチでディープな案内人主体の新しいまち歩きで、私もコーディネーターとして関わっています。

8コースでスタートした2021年度秋シーズンは、キャンセル待ち続出の人気で、新規7コースを含む10コースを追加しました。ブラタモリ案内人による特別企画もあり、大人気となることが予想されます。また、10月30日にはMウィングにて、松本市との共催でブラタモリの裏話を交えたトークショーも開催しますので、是非ご参加ください。

私の「安曇野の扇状地の地形を訪ねるシリーズ」は、過去2回とも好評だった拾ヶ堰を巡るコースのプチ改良版。11月20日に山に向かって流れ、直角に曲がる拾ヶ堰の地形を巡ります。まち歩きもトークショーも事前申込みが必要なので、詳しくは下記案内または公式サイトにて。

案内人と楽しむまち歩き~ココブラ(pdf)

ブラタモリ案内人トークショー(pdf)

http://cocobura.jp/course/2532/

Cocobura_2021talk

 

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安曇野ふるさと遺産

安曇野への移住を考える上で大切なことは、物件を選ぶ前に地域を知ること。私が事務局長を務めるNPO法人安曇野ふるさとづくり応援団では、2007年度から地域住民とIターン者が一緒に地域の魅力を再発見する「ふるさとウォッチング」を開催し、そのサポートをしてきました。そしてそれらを体系化した新たな取り組みとして、2018年度にスタートしたのが「安曇野ふるさと遺産」です。

 2018~2020年度の3年間で、「長尾野沢の屋敷林と田園集落」「潮沢の交通遺産と東山集落の暮らし」「千国街道穂高のまちなみ」「天蚕の恵みと新屋の屋敷林」「烏川扇状地と西山山麓の里山文化」「多様な水系とわさび田湧水群」の5エリアを認定し、公式サイトで情報を公開しています。「安曇野ふるさと遺産マップ」や「ふるさとウォッチングマップ」もダウンロードできますので、地域を知るひとつの情報源として参考にしてもらえればと思います。

http://azumino-sanpo.info/azumino-heritage/

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