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あづみん・のるーと安曇野

2005年の市町村合併により、2007年から市内全域での運行となったデマンド交通あづみん。旧5町村のエリア内と共通乗合エリア間がドアツードアで大人300円(小人100円)で乗車できる、市内の交通弱者を対象とした公共交通システムです。ご利用には事前登録と事前予約が必要ですが、スマホアプリやLINEからも予約ができるのでとても便利です。

2024年4月より年末年始を除く土日祝日も運行となり、観光客の二次交通として利用できます。また、穂高エリア~国営アルプスあづみの公園、ビレッジ安曇野、スイス村、明科エリア~ビレッジ安曇野、スイス村もルートに加わり、穂高駅や明科駅から利用しやすくなりました。

https://www.city.azumino.nagano.jp/site/kokyokotsu/2597.html

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安曇野の自治組織「区」

安曇野市内には83の「区」があります。いわゆる大都市の行政区とは異なる自治組織で、旧5町村で見ると、豊科23区、穂高23区、三郷14区、堀金9区、明科14区となっています。31世帯の大口沢区から1590世帯の柏原区まで規模も千差万別で、区によっては複数の地区や隣組に細分化され、地域の状況に合わせてコミュニティを形成しています。

「区」は江戸時代の村を母体とする地域コミュニティで、今でもお祭り・公民館活動、防災・防犯、子育て・高齢者支援等の中核を担っています。「区」によって地域コミュニティにも濃淡があるので、移住者の許容度に合わせて「区」を選ぶ必要があります。一部に「区」に加入しない移住者もいますが、自ら村八分を望むようなものです。安曇野で心地よく暮らすためには、区の加入は必要条件と考えた方が良いでしょう。

安曇野の「区」についての情報は限られているので、地元の人に聞くのが一番です。概要については、「あづみのシティマップ」や区ごとに開催している「ふるさとウォッチングマップ」をご参照ください。

あづみのシティマップ(pdf)

https://azumino-furusato.com/watchingmap/

 

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安曇野市ふるさと納税

生まれ故郷や応援したい自治体に寄附ができるふるさと納税。住民税等の前払いなので、控除限度額内であれば原則として、年間2000円の負担で寄付額の約30%相当の返礼品を受取ることができます。

安曇野市の人気の返礼品は、リンゴ、おやき、信州サーモン等の特産品。安曇野市の2022年度の納税実績は、長野県内12位の約5700件約6.4億円ですが、ここ数年は伸び悩んでいます。安曇野への移住をお考えの方は、是非最初のステップとして安曇野市にふるさと納税してみませんか?

https://www.furusato-tax.jp/city/product/20220

また、安曇野の地名の由来となったとされる、臼井吉見の「小説安曇野」復刊の寄附も募集中です。1万以上の寄附者名は復刊本に掲載予定なので、是非ご協力をお願いします。

https://www.furusato-tax.jp/gcf/2979

 

 

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安曇野ふるさと遺産

安曇野への移住を考える上で大切なことは、物件を選ぶ前に地域を知ること。私が事務局長を務めるNPO法人安曇野ふるさとづくり応援団では、2007年度から地域住民とIターン者が一緒に地域の魅力を再発見する「ふるさとウォッチング」を開催し、そのサポートをしてきました。そしてそれらを体系化した新たな取り組みとして、2018年度にスタートしたのが「安曇野ふるさと遺産」です。

 これまでに「長尾野沢の屋敷林と田園集落」「潮沢の交通遺産と東山集落の暮らし」「千国街道穂高のまちなみ」「天蚕の恵みと新屋の屋敷林」「烏川扇状地と西山山麓の里山文化」「多様な水系とわさび田湧水群」「拾ヶ堰に育まれた緑豊かな新田集落」の6エリアを認定し、公式サイトで情報を公開しています。「安曇野ふるさと遺産マップ」や「ふるさとウォッチングマップ」もダウンロードできますので、地域を知るひとつの情報源として参考にしてもらえればと思います。

http://azumino-sanpo.info/azumino-heritage/

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安曇野市防災マップ

2021年3月に改訂された「安曇野市防災マップ」。水防法の改正により、想定し得る最大規模の降雨が1000年に1回程度の降雨に見直されたことを受け、浸水想定区域図が大幅に変更されました。100年に1回程度の旧マップと比較することで、降雨量に基づく浸水のリスクを判断することができます。

新たに追加された揺れやすさマップと震度想定マップを見ると、東へいくほど揺れやすいことがわかります。これは犀川付近を通る糸魚川静岡構造線がフォッサマグナの西縁にあたり、古代は海底にあったフォッサマグナの脆い地層が影響しているからです。また、洪水土砂災害編を見ると、三川合流部の湧水地帯は浸水の恐れが、西側や東側の山麓部は土砂災害の恐れがあることがわかります。特に脆い地層でかつ土砂災害警戒区域に指定されている、急傾斜の東山山麓は注意が必要です。

災害に備えるには、まずは正しい知識を持つことが重要です。安曇野市防災マップを活用し、地域の災害リスクを確認しておきましょう。

安曇野暮らしのススメ

安曇野市が安曇野暮らし支援協議会と協力して作成した移住応援ガイドブック「安曇野暮らしのススメ」。観光とは異なる暮らしという視点で編集した、移住者には必見のバイブルと言えるガイドブックです。

移住体験談や地域コミュニティに重点を置いて編集されているのが大きな特徴で、私も「安曇野に暮らして見えたモノ」と題してコラムを掲載しています。A4版フルカラー20ページで、安曇野暮らし支援協議会主催ののセミナーや体験会で配布すると共に、下記よりダウンロードが可能です。

安曇野の地理を読み解く

安曇野への移住を考える上で、地震や大雨等の自然災害にも影響を与える地理の知識は欠かせません。安曇野は、糸魚川静岡構造線の東側が古代海であったフォッサマグナ、西側が北アルプスの伏流水による複合扇状地で形成された特徴ある地形です。

不動産は地理に密接に関わることから、案内人と楽しむまち歩き~ココブラにて「不動産の視点で安曇野の地理を読み解く」をテーマに案内人を担当しています。これまでに5コースにて17回開催し、多くの参加者に楽しんでいただきました。2024年春も4月13日に穂高三角島、5月26日に豊科湧水群の2コースを担当します。

私のコース以外にも、ブラタモリの案内人4人を含む多彩な案内人が担当します。安曇野の魅力は歩いてこそ実感できるものなので、是非参加してみてください。

https://cocobura.jp/guide/508/

FAX申込書(pdf)

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安曇野市お試し住宅

移住希望者の長期滞在拠点として2016年度にスタートした安曇野市のお試し住宅。リンゴ畑が広がる三郷小倉地区の元教員住宅を改装したもので、3DKのメゾネットタイプ2戸が用意されています。

移住は観光とは異なり、暮らすという視点が重要です。いわゆる観光シーズンではなく、初春や晩秋、真冬の暮らしの体験が参考になるでしょう。安曇野への移住を検討中の方は、是非このお試し住宅を有効に活用し、四季折々の安曇野の暮らしを肌で感じてもらうことをおすすめします。尚、お試し住宅の利用には、移住希望者登録が必要となりますので、詳しくは下記ページをご参照ください。

安曇野の活断層

新年早々、石川県能登地方で活断層により大地震がありました。長野県内にも北部の長野盆地西縁断層帯、中部の糸魚川静岡構造線、南部の伊那谷断層帯等の活断層帯があり、今後30年以内に大地震が発生する可能性があるとされています。特に中央構造線沿いの伊那谷や諏訪湖周辺は危険度が高いとされ、東海地震防災対策強化地域にも指定されています。

安曇野には犀川・髙瀬川付近には糸魚川静岡構造線が南北に走っており、その東側に松本盆地東縁断層、常念岳山麓に信濃坂断層があります。北アルプスの扇状地である犀川より西側の安曇野の平野部の地盤は安定していますが、糸魚川静岡構造線より東側のフォッサマグナは地質的に脆いとされ、急傾斜地では土砂災害や建物の倒壊に対する注意が必要です。

政府の地震調査委員会では、今後30年間に震度6弱以上の地震の発生確率を毎年発表しています。最新の2023年版によると、長野県中部では、松本市29.7%、安曇野市27.7%、大町市14.4%とほぼ横ばいでした。南海トラフ地震の影響が懸念されている県南部は、諏訪市59.9%、飯田市40.0%と高い水準となっています。

いつ起こるかわからない地震に対しては、正しい知識と事前の備えが重要です。地震ハザードカルテや防災マップで、自分の住んでいる場所の危険性を確認するとともに、1981年(昭和56年)5月以前に建築確認を受けた旧耐震基準の建物については、耐震診断を受け必要に応じて耐震補強等の対策をしておくことをおすすめします。

地震ハザードカルテ

安曇野市防災マップ

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安曇野移住Q&A

NPO法人安曇野ふるさとづくり応援団の移住支援業務を引継いで、2016年に設立された官民の移住支援組織「安曇野暮らし支援協議会」。私も設立に関わり、協議会が主催するセミナーや体験会等の講師として協力しています。

安曇野暮らし支援協議会のサイト「安曇野市へ移住!」では、これまでの活動を移住の進め方という切り口で再構成すると共に、動画等も取り入れてわかりやすく紹介しています。移住に関するQ&Aの動画には、私を含むNPO法人安曇野ふるさとづくり応援団の3名が登場していますので、是非ご覧いただければと思います。尚、その他のよくある質問はこちら

 

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