地域おこし協力隊

地域おこし協力隊とは、人口減少や高齢化等の進行が著しい地方において、地域外の人に地域活動を担ってもらいながら定住を促すことで、地域力の維持強化を図っていくことを目的とした制度です。総務省の事業として平成21年度にスタートし、地方創生の流れを受けて平成28年度中に3000人にすることを目標に掲げて事業を拡大しています。現在全国の隊員数は約500の市町村で約1600名で、長野県内では52市町村189名(平成27年10月現在)の隊員がいます。

隊員の身分は最長3年の任期付非常勤職員で、約8割は30代以下、約4割は女性というのが特徴で、社会保険の扱いは市町村によって異なっています。任期終了後にその地域に定住しているのは約6割で、起業した場合は最大100万の支援制度があります。地域おこし協力隊は、都会で培ったスキルを活かしたい移住希望者と地域コミュニティとの橋渡しをする仕組みです。したがって、その地域への強い想いとそこで活かせる専門スキルを持っていることが欠かせません。任期満了後に別の自治体へ再応募を繰り返すような隊員も一部にいるようですが、制度の主旨を逸脱していると言わざるを得ないでしょう。
受け入れる自治体側の体制が十分整っていないことも多く、有能な隊員のスキルを活かし切れずに任期満了を迎えるケースもあると言われています。応募者自身が3年後の自立に向けて明確なビジョンを持って行動しないと、何もなせないまま中途半端に終わってしまうでしょう。

安曇野市では、5月10日迄では移住交流事業に係る隊員を募集中です。安曇野市としてははじめての募集で、民間感覚を活かした行動力のある人材を求めています。移住の1つのステップとして、地域との縁づくりには有効な手段でもありますので、制度の主旨を良く理解した上で検討することをオススメします。

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安曇野の農業

県内有数の米どころで、リンゴやわさびの生産も盛んな安曇野市は、長野市、松本市に次ぐ県内3位の農業生産額を誇っています。しかし、比較的農業の環境に恵まれた安曇野市でも、専業農家は約16%に過ぎません。農家の約70%は農業以外の収入が多い第2種兼業農家であり、地元の人でも農業だけでは食べていけないのです。安曇野に移住して新たに就農したいという相談も受けるのですが、地元以外の人であれば言わずもがな・・・ですね。

そんな中で、安曇野では最近「半農半X」という考え方が注目されています。「半農半X」というのは1994年頃から塩見直紀氏が提唱している、半自給的な農業とやりたい仕事の両立を目指すという考え方です。農業を職業にするのはなく、他に仕事を持ちながら農的生活を楽しむという、農業の新しいカタチの提案です。農的生活者の有志で結成した安曇野夢フォーラムが昨年2月に塩見氏を招いて講演会を開催したのがきっかけで、安曇野でも関心が高まっています。昨年12月には32人の体験談をまとめた「安曇野発!32人の半農半X」が発行され、発行を記念して開催した今年2月のシンポジウムには約140名が参加しました。

実践者の1人で、Iターンして農家民宿「安曇野地球宿」を経営している増田望三郎氏が、3月19日に「半農半Xのススメ」と題した談話会を松本市の楽蔵ぴあので開催します。定期的に開催しているスタディカフェの一環で、参加費は茶菓子代込みで1000円です。上記冊子は当日会場で販売する他、市内の平安堂書店や安曇野地球宿でも315円で販売しています。安曇野での農的生活に興味のある方は、是非一読してみてはいかがでしょうか?

詳しくは下記ページをご参照ください。

http://www.rakura-piano.com/

http://chikyuyado.com/

安曇野市職業相談室

安曇野市では、平成18年3月より地域職業相談室を開設し、市内の求人情報を提供しています。安曇野警察署向かい側の旧豊科法務局の土地建物を市が購入し、ハローワークの職員3名と市の職員1名で共同運営しているものです。ハローワーク松本とハローワーク大町が扱う求人情報の検索ができるとともに、専門スタッフによる職業相談も受けられます。

利用時間は平日の午前8時半から午後5時迄で、ハローワークとは異なり雇用保険の給付手続は受けられません。松本まで行かなくてもハローワークと同様のサービスが受けられるようになり、とても便利になります。

詳しくは下記ページをご参照下さい。

http://www.city.azumino.nagano.jp/kurashi/hataraku/shushoku/shokugyo_sodanshitsu.html

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