地域おこし協力隊
地域おこし協力隊とは、地方において地域外の人に地域活動を担ってもらいながら定住を促すことで、地域力の維持強化を図っていくことを目的とした制度です。総務省の事業として2009年度にスタートし、2017年度の隊員数は約1000の市町村で約4800名となっています。
地域おこし協力隊とは、地方において地域外の人に地域活動を担ってもらいながら定住を促すことで、地域力の維持強化を図っていくことを目的とした制度です。総務省の事業として2009年度にスタートし、2017年度の隊員数は約1000の市町村で約4800名となっています。
県内有数の米どころで、リンゴやわさびの生産も盛んな安曇野市は、長野市、松本市に次ぐ県内3位の農業生産額を誇っています。しかし、比較的農業の環境に恵まれた安曇野市でも、専業農家は約16%に過ぎません。農家の約70%は農業以外の収入が多い第2種兼業農家であり、地元の人でも農業だけでは食べていけないのです。安曇野に移住して新たに就農したいという相談も受けるのですが、地元以外の人であれば言わずもがな・・・ですね。
そんな中で、安曇野では最近「半農半X」という考え方が注目されています。「半農半X」というのは1994年頃から塩見直紀氏が提唱している、半自給的な農業とやりたい仕事の両立を目指すという考え方です。農業を職業にするのはなく、他に仕事を持ちながら農的生活を楽しむという、農業の新しいカタチの提案です。農的生活者の有志で結成した安曇野夢フォーラムが昨年2月に塩見氏を招いて講演会を開催したのがきっかけで、安曇野でも関心が高まっています。昨年12月には32人の体験談をまとめた「安曇野発!32人の半農半X」が発行され、発行を記念して開催した今年2月のシンポジウムには約140名が参加しました。
実践者の1人で、Iターンして農家民宿「安曇野地球宿」を経営している増田望三郎氏が、3月19日に「半農半Xのススメ」と題した談話会を松本市の楽蔵ぴあので開催します。定期的に開催しているスタディカフェの一環で、参加費は茶菓子代込みで1000円です。上記冊子は当日会場で販売する他、市内の平安堂書店や安曇野地球宿でも315円で販売しています。安曇野での農的生活に興味のある方は、是非一読してみてはいかがでしょうか?
詳しくは下記ページをご参照ください。
安曇野市では、平成18年3月より地域職業相談室を開設し、市内の求人情報を提供しています。安曇野警察署向かい側の旧豊科法務局の土地建物を市が購入し、ハローワークの職員3名と市の職員1名で共同運営しているものです。ハローワーク松本とハローワーク大町が扱う求人情報の検索ができるとともに、専門スタッフによる職業相談も受けられます。
利用時間は平日の午前8時半から午後5時迄で、ハローワークとは異なり雇用保険の給付手続は受けられません。松本まで行かなくてもハローワークと同様のサービスが受けられるようになり、とても便利になります。
詳しくは下記ページをご参照下さい。
http://www.city.azumino.nagano.jp/kurashi/hataraku/shushoku/shokugyo_sodanshitsu.html