安曇野市景観計画素案
市の景観計画策定委員会で検討を進めてきた安曇野市景観計画の素案がまとまり、10月5日に市長へ提出されました。昨年6月より31回の委員会にて議論を重ねてきたもので、私も県の景観育成サポーターという立場で議論に参加しました。
今回の景観計画素案は、「Ⅰ景観づくりの方針」「Ⅱ景観づくりの基本事項」「Ⅲ景観づくりの推進方策」の3部にて構成されています。国土交通省の管轄である「景観」は行政的には「ハード」として捉えられ、建築規制等を明記した「Ⅱ景観づくりの基本事項」に重点が置かれているのが一般的です。しかし、市民感覚では「景観」は「環境」に近く、「ハード」よりもむしろ「ソフト」として認識され、「人」との関わりが欠かせないものとなっています。したがって、素案では市民的な「ソフト」的な視点も重視し、「Ⅰ景観づくりの方針」「Ⅲ景観づくりの推進方策」を含めたバランスに考慮した計画となっています。
今後は今年度中の景観行政団体への移行、来年度中の景観計画及び景観条例の施行をめざし、新たに設置される景観審議会へ引き継がれることになります。平行して議論している条例に基づく土地利用制度との一体化を含め、いわゆる専門家が主体となる景観審議会で議論することになりますが、素案に盛込まれた「ソフト」的な視点がきちんと生かされた計画となることを強く願っています。
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