NPO法人安曇野ふるさとづくり応援団の有志で2019年度にスタートした「案内人と楽しむまち歩き~ココブラ」。今までのコース主体のまち歩きではなく、ガイドの個性を活かしたニッチでディープな案内人主体の新しいまち歩きで、私もコーディネーター&案内人として関わっています。
今年度スタートした冬の特別企画として、個性的な案内人4名による座学講座を2月に開催します。参加費もワンコインとお得で、春以降のまち歩きがより楽しくなるおすすめの講座です。各回先着40名の事前予約制なので、お申込みはお早めに。
11月中旬~4月中旬迄冬季通行止めとなる美ヶ原。登山者でなくても冬の美ヶ原を堪能できる唯一の方法が、松本駅への送迎がある王ヶ頭ホテルへの宿泊です。2017年から送迎ルートが雪上車への乗り換えが不要な美ヶ原林道経由となり、時間も乗り心地も大きく改善して行きやすくなりました。
新年あけましておめでとうございます。寒さの厳しい冬の安曇野は、雪に抱かれた北アルプスの絶景を望むことができます。雪も少なく晴天率も高いので、是非冬の安曇野に足を運んでみてください。
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常念岳と蝶ヶ岳を源に安曇野の扇状地を形成する烏川。乳川と中房川と合流して穂高川となり、大王わさび農場付近の三川合流部で犀川となります。燕岳や有明山を源とする乳川の白っぽい花崗岩質の川砂に対し、黒っぽい堆積岩質の川砂が特徴で、「乳=白」と「烏=黒」が各々の名前の由来とされています。
烏川渓谷一体は2002年に烏川渓谷緑地として県営公園に指定され、水辺の豊かな自然を守りつつ、ビオトープやつり橋、園路等が整備されています。夏とは異なり冬は訪れる人も少なく、静寂に包まれた雪と氷の世界です。安全で気軽に雪の渓谷散策が楽しめる、冬の安曇野のオススメスポットです。
41シーズン目を迎えた安曇野の白鳥。毎年シベリアから犀川白鳥湖や御宝田遊水池にコハクチョウが飛来します。今シーズンは10月13日に飛来が始まり、12月2日現在29羽の飛来が確認されています。
安曇野の白鳥の主な飛来地は、豊科の犀川白鳥湖と明科の御法田遊水地。一般的には犀川白鳥湖の方が知られていますが、御法田遊水池では雪化粧した北アルプスをバックに白鳥を見ることができます。最近は地下水保全のために冬に水を張る田んぼもあり、日中は周辺の田畑で過ごすことも多くなっています。飛来した白鳥を見るなら、朝焼けや川霧が美しい早朝がオススメです。
安曇野では北アルプスも冠雪し、里の冬支度が進んでいます。穂高神社の神竹灯や国営アルプスあづみの公園の光のイルミネーションも開催され、寒い冬に彩りを添えています。
安曇野ではクリスマスに合わせた冬のイルミネーションの季節を迎えました。 今年で20回目となる国営アルプスあづみの公園の「ウィンターイルミネーション」は、11月2日~1月13日に堀金・穂高地区で開催します。今年のテーマは「光り輝く機関車の旅」。期間中にはコンサートや体験教室、打ち上げ花火等の多彩なイベントがあり、12月24~25日には豊科駅から無料シャトルバスも運行します。
1997年に文化勲章を受章し現代工芸美術界を代表する漆芸術家の高橋節郎は、1914年に安曇野市北穂高に生れ。高橋節郎の芸術を顕彰し後世に伝える施設として、2003年に生家の敷地に安曇野高橋節郎美術館がオープンしました。信濃富士とも呼ばれる有明山が美しく見える場所で、安曇野の田園景観とマッチしたシンプルなデザインの美術館です。
水庭と一体となった本館の展示室には、黒と金を基調にした漆工芸作品が展示されています。また、敷地内には登録有形文化財に指定されている茅葺の主屋と三棟の蔵があり、主屋と南の蔵の内部は無料で見学することができます。
駅から離れていることもあり、安曇野の原風景の中でゆったりと過ごせる癒しの空間です。特に茅葺生家と和風庭園が彩る紅葉は素晴らしく、芸術の秋におすすめのお気に入りの場所です。
安曇野では里の紅葉がピークを迎えました。秋色に染まった里山越しに北アルプスが美しい姿を見せています。
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永禄年間に開創した曹洞宗の金勝山長福寺。明治政府の廃仏毀釈で一旦廃寺となりましたが、檀信徒の熱意によって明治13年に現在の地に再興されました。
東山の高台に位置する境内からは、北アルプスと安曇野が一望できます。高さ30mの大銀杏の黄葉は圧巻で、可愛い六地蔵や紅屋根の豊雲閣との調和が美しい、秋のおすすめのビューポイントです。