神様のカルテ~三柱神社
松本が舞台の映画「神様のカルテ」が公開中です。長野県在住の現役医師夏川草介のデビュー小説を映画化したもので、昨年の本屋大賞で2位に選ばれた作品です。主演は嵐の桜井翔で、相沢病院と信州大学病院をモデルに地方の医療現場の実態を軽やかなタッチで描いています。
ロケ地のほとんどは松本市内ですが、安曇野でも三郷総合支所西隣の三柱神社でロケが行なわれました。主人公夫婦がお参りする近くの神社という設定で、質素で厳かな雰囲気が映画を引立てています。三柱とは三神が祀られていることが由来で、元県の天然記念物で昭和9年の台風で倒れた御神木「ハリギリ」の切り株が今も残っています。
総合支所の南側には、林学博士の白沢保美を讃えて植えられたユリノキとヒマラヤスギの大木があります。また、道路の向側には、ユリノキの並木が美しい三郷文化公園があり、敷地内にはニュートンのリンゴの木も植えられています。
「神様のカルテ」は「岳」に続く松本シネマ認定第2号で、松本の見慣れた景色が数多く登場します。松本の旧市街の映画館が昨年閉鎖し、郊外のシネコンだけになってしまったのはちょっと残念ですが、是非映画を観てロケ地を訪ねてみてはいかがでしょうか?
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