松本山雅ホームタウン
安曇野市がJ2リーグ松本山雅に500万出資し、松本市、塩尻市、山形村と共に松本山雅のホームタウンに加わることが決まりました。昨日関係者が出席して記念式典があり、チームマスコットのガンズくんからタイアップフラッグが市に贈呈されました。今後試合会場での安曇野のPRや青少年のスポーツ振興等、地域活性化の効果が期待されています。また、7月10日~24日まで穂高交流学習センターみらいにて松本山雅展が開催されますので、是非足を運んでみてください。
今年からJ2リーグに参戦している松本山雅FCは、前期21試合が終了して6勝6分9敗で22チーム中16位。元五輪代表の反町監督を迎えたものの選手の大型補強はなく、昨年のJFL時代をベースにしているチームとしてはまずまずの成績と言えるでしょう。得点力不足という課題はありますが、守備では一定の成果も見え始め、選手達にはJ2で戦える自信も感じられるようになってきました。また、観客動員はJ2トップの1試合9488人で、お年寄りから子どもまで幅広い世代がアルウィンで応援していることも大きな力になっています。
ヨーロッパではサッカーは単なるスポーツではなく、地域の誇りであり文化です。地方の小都市である安曇野がプロサッカーのホームタウンであることは、安曇野市民そして次代を担う子ども達にとってかけがえのない財産になるでしょう。短期的な成績だけでなく、中長期的な視野であたたかく見守っていきたいですね。