里山~大姥山
娘の学校が休みだったので、娘と大町市八坂の大姥山に登ってきました。北アルプスの眺望と金太郎伝説で知られる標高1006Mの里山です。登山口は林道の終点となっている大姥神社本宮の手前で、トイレと駐車スペースがあります。
登山口からしばらく行くと立派な鳥居と石灯篭のある大姥神社本宮。本宮を抜けると痩せた尾根の急登が続き、所々に鎖場のある急な岩場があります。分岐を左にトラバースすると高さ10Mほどの大きな洞穴があり、奥宮が祀られています。分岐を右に行き鎖場の連続を越えるとテレビアンテナと四阿がある山頂。あいにく北アルプスは雲の中でしたが、晴れていれば北アルプスと筑北の山々が一望できます。往復2時間半ほどで登れるわずか1000Mちょっとの里山ですが、金太郎伝説と岩登りと眺望が楽しめるお勧めの里山です。
ちなみに大姥山の姫と有明山の八面大王が恋に落ち、できた子どもが金太郎だと言い伝えられているようです。標高こそ違いますが、安曇野を挟んで形の似ている2つの山の伝説が金太郎につながているとはとても興味深いですね。詳しくは信州の里山歩きの必需品「信州山歩きマップ」をご参照ください。