北アルプス~常念岳
盆休みを利用して家族3人で常念岳に登ってきました。自宅からも美しく見える、標高2857Mの安曇野のシンボルです。安曇野で田植えが始まる4月下旬、常念坊の雪形(ゆきがた)が表われることが山名の由来。登山口は穂高ビューホテルの奥へ林道を進んだ沢で、登山口の手前に市営の駐車場があります。
登山口からしばらくは沢沿いを登り、胸突き八丁から常念乗越小屋までは急登となります。常念乗越へ着くと赤い屋根の常念小屋の向こうに槍ヶ岳が一望。山頂まではガレ場の急登ですが、常念小屋で大きな荷物を下ろして身軽な上、常に槍ヶ岳が見えるのでそれほど疲れを感じません。小屋から約1時間の山頂では、西に槍穂高連峰、東に安曇野を望む360度の大展望が楽しめます。
日帰りの予定でしたが、怪我人を救護して下山が遅くなり常念小屋に1泊しました。おかげで翌日は最高の天気に恵まれ、美しい星空とご来光も見ることができました。翌朝に再度常念岳に登り、娘と私は前常念にも足を伸ばして下山しました。日帰りすればこの景色を見ることはできなかった訳で、まさに神様のご褒美ですね・・・。
登山口から山頂までの標高差は約1600Mと日帰りにはちょっとハードですが、常念小屋で1泊すればファミリーでも無理なく楽しめます。安曇野市民には是非登ってほしい安曇野の象徴です。