« 室山池の睡蓮 | トップページ | 安曇野ワイナリー »

安曇野の天蚕

安曇野は200年以上の歴史を持つ「天蚕」の里です。室内で飼う蚕(家蚕)が桑の葉で飼育するのに対し、外で飼う天蚕(野蚕)はクヌギやナラの葉で飼育し、「やまこ」や「やままい」とも呼ばれています。「天蚕」の繭から採れる天蚕糸はつやのある光沢としなやかさが特徴で、「繊維のダイヤモンド」「繊維の女王」と例えられるほどです。

最盛期には3000haを超えていた天蚕飼育も、戦争で一時飼育が途絶えてしまいました。その後旧穂高町のはたらきかけで復活しましたが、2010年には疫病の発生で大きな被害を受け、存続の危機を迎えました。現在の飼育農家は穂高有明地区の数件のみで、天蚕糸からできた織物は京都でも最高級の評価を受けています。「天蚕」の幼虫は透き通った緑色で、この季節に最も大きく成長します。

穂高温泉郷近くにある安曇野市天蚕センターでは、天蚕の歴史や生態を展示やビデオで紹介しています。最高級の織物にはちょっと手が出ませんが、手頃な小物類は安曇野のおみやげには最高です。安曇野の宝「天蚕」、梅雨のこの時期でも楽しめますので是非足を運んでみてください。また、やまこの学校では、天蚕飼育の体験活動も行っています。

http://www.city.azumino.nagano.jp/soshiki/32/10247.html

http://yamakonogakko.web.fc2.com/

Ca3c0001_2 Ca3c0011 Ca3c0002 Ca3c0007

« 室山池の睡蓮 | トップページ | 安曇野ワイナリー »

4 地域文化」カテゴリの記事