北アルプスの雪形
安曇野では桜が満開となり、常念坊の雪形(ゆきがた)も薄っすらと姿を現し始めました。雪形とは雪が解けた部分のシルエットのことで、山の名前の由来や農作業の目安となっています。安曇野から見える雪形には、常念岳の「常念坊」「万能鍬」、蝶ヶ岳の「蝶」、爺ヶ岳の「種まき爺さん」、鹿島槍ヶ岳の「鶴と獅子」などがあり、雪形が見え始めると安曇野も農作業も本番を迎えます。雪形のピークは5月で、安曇野市の長峰山や大町市の鷹狩山の山頂からは複数の雪形を見ることができます。
山の名前はなかなか覚えられないものですが、雪形とセットで覚えると忘れません。北アルプスが最も美しく見えるこの季節、親子で雪形を探してみてはいかがでしょう?
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