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安曇野の天蚕

安曇野は200年以上の歴史を持つ「天蚕」の里です。室内で飼う蚕(家蚕)が桑の葉で飼育するのに対し、外で飼う天蚕(野蚕)はクヌギやナラの葉で飼育し、「やまこ」や「やままい」とも呼ばれています。「天蚕」の繭から採れる天蚕糸はつやのある光沢としなやかさが特徴で、「繊維のダイヤモンド」「繊維の女王」と例えられるほどです。

最盛期には3000haを超えていた天蚕飼育も、戦争で一時飼育が途絶えてしまいました。その後旧穂高町のはたらきかけで復活しましたが、2010年には疫病の発生で大きな被害を受け、存続の危機を迎えました。現在の飼育農家は穂高有明地区の数件のみで、天蚕糸からできた織物は京都でも最高級の評価を受けています。「天蚕」の幼虫は透き通った緑色で、この季節に最も大きく成長します。

国営アルプスあづみの公園では、里山文化ゾーンに圃場を整備して天蚕飼育に取り組んでいます。さとやま学校の一環としてやまこの教室を開講し、体験活動も行っています。最高級の織物にはちょっと手が出ませんが、手頃な小物類は安曇野のおみやげには最高です。安曇野の宝「天蚕」、梅雨のこの時期でも楽しめますので是非足を運んでみてください。

http://azumino-sanpo.info/satoyama-school/

http://yamakonogakko.web.fc2.com/

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近代美術館の薔薇

豊科近代美術館の約500種1000本余りのバラが見頃を迎えました。中世修道院をイメージしたロマネスク様式の建物に色鮮やかな薔薇がとてもマッチし、安曇野の初夏を花と香りで彩っています。

1992年4月に開館した豊科近代美術館は、今年生誕120年となる近代彫刻の巨匠高田博厚の彫刻約200点、森鴎外ゆかりの画家宮芳平の絵画約2000点、安曇野出身の作家小林邦のデッサン画約170点が収蔵されています。美術館の東側には図書館やホールのある豊科交流学習センター「きぼう」、南西側には市役所本庁舎があり、一体は安曇野の文化芸術拠点となっています。

本庁舎4階には北アルプスが一望できるパノラマデッキがあります。週末も市民に開放していますので、是非薔薇鑑賞のついでに立寄ってみてください。

http://www.azumino-museum.com/

 

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里山~武石峰

古代海だった大地溝帯「フォッサマグナの」の西縁に位置し、火山の浸食台地とされる美ヶ原高原。最高峰の王ヶ頭(2034m)をはじめいくつかのピークがあり、北のピークが武石峰(1973m)。

登山口は美ヶ原林道(通称美ヶ原スカイライン)の思い出の丘駐車場で、徒歩約10分で思い出の丘頂上1935m、そこから稜線を歩いて約20分で武峰山頂に着く。稜線は遮るものの無い笹の草原で、眼下の松本平と北アルプスを中心に、360度の大展望が楽しめるお気に入りの場所です。

南のビーナスラインに比べて車も少なく、安曇野から車で約1時間と意外と近い。思い出の丘に立ち寄らずに自然保護センターに向かう車も多く、観光地とは思えない静かな山歩きが楽しめます。、天気が良い日に思い立って行くことができる、オススメの里山です。

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